「先輩への君付けと独特な人間関係…名良橋晃が経験したサッカーチームのリアルな雰囲気」掲載

「J論プレミアム」様に「先輩への君付けと独特な人間関係…名良橋晃が経験したサッカーチームのリアルな雰囲気」が掲載されました。

「キックボクサーの立嶋篤史が、小さいころにいじめられてたのを僕が庇ってくれたとずっと言ってくれてるらしいですよね。

(立嶋篤史:1971年生まれのキックボクサー。キレのある攻撃で頭角を現し、1990年代には「立嶋ブーム」を巻き起こした。ライバルだった前田憲作とのタイトルマッチは「世紀の一戦」と言われ、当時を知るファンからは現在もカリスマ的な人気がある)

篤史はそう言ってくれてるんですけど、僕としては普通に接してただけなんですよ。僕ともう1人、前田晋作という幼なじみの3人でいつも遊んでたんです。たぶん僕と晋作がいたことで支えになったんじゃないかと思います。

小学校一年生の時からクラスメイトで、団地も僕が8号棟であっちが9号棟でと近所だったんですよ。そこからの付き合いです。篤史も小学校から中学までずっとサッカー部で、「キャプテン翼」でいう「石崎君」タイプのプレーヤーでしたね。

低学年のときはそんなに「いじめ」というのはなかったと思うんです。だけど高学年になったころから、急にそういう「いじめ」に近い感じになってました。……