「僕の志向するサッカーは時代の流れに逆らっているかもしれない…下平隆宏が解任される前に言われたこととは」掲載
「J論プレミアム」様に「僕の志向するサッカーは時代の流れに逆らっているかもしれない…下平隆宏が解任される前に言われたこととは」が掲載されました。

「もともと、現役時代から指導者になろうとは思ってなかったんです。引退当初は、強化部のスタッフとして、スカウトやチーム編成といったフロント業務でキャリアを積んでいこうと考えていました。
それで2005年に選手を引退したあとは柏レイソルの強化部に入れてもらって、スカウトとしての活動を始めました。そこから5、6年ほどは、主に高校生や大学生の才能ある選手を発掘するために、全国各地を飛び回る日々でした。
スカウト活動の中で、高校や大学の監督をはじめ、多くのアマチュア指導者の方々と選手獲得の交渉や情報交換をしました。彼らは当然ながら指導のプロフェッショナルなので、サッカーを見るうえでの視野を広げることができました。
いっぽう、指導者特有の視点、たとえば「この選手をどう育てていくか」「チーム戦術の中でどう活かすか」「指導する上での苦労や哲学」という、より深いレベルでの会話にはなかなかついていけませんでした。僕は元選手としての経験から、「あの場面ではこう動くべきだった」といった話はできたのですが。……」


