「森保監督は出られない選手がどう行動するか見ている…中山雄太の性格を変えた十代の過ごし方」
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「僕は昔からこういう性格だったかというと、むしろ真反対だったと思うんですよ。人に会うのはあんまり好きじゃなかったし。サッカーは好きなんですけど、選抜チームに行くと知らない人たちとプレーするのがあんまり好きじゃなくて。
話に入っていける性格でもなかったですし、引っ込み思案というか人見知りというか。プレーには自信があったんで「サッカーできてればいいか」ぐらいな感じですよ。今とはホント真逆に近い性格だったと思います。
それが変わったのは経緯があるんです。
僕の経歴だけを見た人からは、柏レイソルのアカデミーに入って、プロになって、プロでも2年目でリーグ戦に26試合出て、海外に行って、日本代表にも入ってと、すごく順調に来たように思われるんです。
でも、ところどころに、経歴には載らない、分岐点になるような挫折というか悔しい思いをする時期があったんですよね。僕の中では知られているような経歴よりも、どちらかというとその苦しい時期のほうが多くて、その経験が徐々に自分の性格を変えていったと思います。……」