「あのときサッカー人生が終わった…谷口博之の内側から見たフロンターレ、マリノス、レイソル、サガン」掲載

「J論プレミアム」様に「あのときサッカー人生が終わった…谷口博之の内側から見たフロンターレ、マリノス、レイソル、サガン」が掲載されました。

 

「僕は神奈川の横須賀に生まれて、マリノスのジュニアユース、ユースを経て川崎フロンターレでプロ選手になりました。自分がサッカーをやっててこれまでで一番つらかったのは、中学1年生のときでしたね。

自分で言うのも何ですけど、小学5、6年生のころは結構スーパーだったんですよ。同じ横須賀出身の先輩には石川直宏さん、後輩には小野裕二がいるんですけど、ちょうど彼らみたいなプレースタイルで。

ボールをもらったら全部ドリブルで仕掛けて、小学校のころは足も速かったんでスピードだけで抜いていけて。サッカーセンスみたいなものは磨かなくて、『ボールをもらう前に周りを見よう』と言われても『いや、相手にボールを取られなきゃいいでしょう』という考えの、ガキ大将みたいな感じです。……